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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第141章 近親相姦再び
「亮ちゃん、家にばかりいると良くないよ、こうやってたまには外に出ないと」
ナツはオレの身を案じてそんな事を言ったのか?
ただでさえ、人を信じないと思っていたオレは更に猜疑心の塊のような人間になっていった。
それとは裏腹に、ナツは献身的にオレに尽くすようになった。
最初のうちは心の中ではオレの事を許してないだろうと思っていたが、徐々にそういう気持ちも薄らいできて、オレの中の気力が段々と湧いてきた。
ナツは相変わらず、昼間はモデルの仕事、夜はキャバクラで働き、忙しい身なのにオレの為に飯を作ったり、洗濯をしたりと至れり尽くせりな毎日を過ごしていった。
一時期ソファーで寝ていたオレをベッドで一緒に寝ようと言って、再び同じベッドで寝るようになった。
そしてある変化が訪れた。
何年かぶりに朝勃ちしていた。
もう、何年も女と交わってないせいか、それともナツのお陰なのか解らないけど、久しぶりに下半身の力が漲る。天を突き破るかの如く、肉棒が勃起してパンツ越しからそそり勃っていた。
こんなのいつ以来だろうか、それだけ元気になってきた証だ。
オレはナツに朝勃ちしてるのがバレないよう、背を向け、後ろ姿しか見せずにトイレに入った。
パンツを脱ぐと、10代だった頃、母親に朝勃ちを静めてもらう為、フェラでヌイてもらってから登校していた。