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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第150章 千載一遇のチャンスを…
「…ふっ、あの女がいずれ警察に駆け込むのは想定内だ。
だからオレは小島に顔を変え合おうと持ちかけた。
アイツ、ああ見えてかなりのギャンブル狂で、あちこちから借金して、それオレが肩代わりする条件としてオレの顔に変えてもらったんだよ。で、オレは小島の顔に変えた。
沢渡のヤローが影でチョロチョロしてるのは解ってた。
だからオレはその先手を打って顔を変えたんだよ、裏の裏をかいてやったんだよ、ハッハッハッハッハ!」

そこまでして人を騙して、殺して生き延びようとしたのか、コイツは。

「テメー…一体何人殺したんだ?」

コイツはこの場で殺すしかない。

下手に逃がすとまた犠牲になる人が増えるだけだ。

「おい、殺るならさっさと殺れよ。何人殺した?知るかよ、イチイチ数えてられっか」

「クズが!」

「うるせーよ、このホモヤローが!テメーこそ、身体売ってまで生き延びようとしたじゃねえか?挙げ句には両刀使いになったのかよ、ダッセー、テメーだって頭イカれてんじゃねえかよ」

「言いてえ事はそれだけか、コラァ!!」

オレは刃物を振り下ろした。

「バカが!」

とっさに脱いでいた覆面をオレの顔に投げつけた!

一瞬視界が見えなくなり、兄はその隙にコンテナが脱出して車に乗り、走り去っていった…

「待てコラァ!!」

折角のチャンスを逃した…

「クソっ!!」

コンテナに残されたのは首を無くしたヤンキーとナツ、そしてオレ…

オレはその場に座り込んでしばし呆然としていた。
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