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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第166章 清掃員ナツ
各部屋に盗聴器は仕掛けてあり、10数個発見された。

(この後に仕掛ければいいって事ね)

業者が回収した後、社員達は安心きしったのか、社内でも達也の事をボロクソに言っていた。

「さっさといなくなって欲しいよな、アイツ」

「あんなヤツ、帰ってこなくていいよ」

「あぁ~あ、飛行機墜落してくんねえかなぁ」

様々な達也に対する悪口を言っていた。

ナツは防犯用カメラに映らないよう、いくつかの部屋に盗聴器を仕掛けた。

沢渡をはじめとする社員達は盗聴器が無くなったと思っている。

だが、業者か回収して更に盗聴器を仕掛けてるなんて誰も思わないだろう。

(しかし、すごい言われようね、あの人。そんなに嫌われてるのかしら)

ナツは清掃しながら、再度仕掛けた盗聴器から何か重要な事は無いか、それを注意深く聞いていた。

「もしもし、今日業者がきてあなたの言う通り、盗聴器を回収したわ」

【やっぱりか。で、その後はどうなった?】

「もちろん業者がいなくなった後に仕掛けたわよ。しかしあなた、随分と嫌われてるのね…何で?」

【オレが社長でいるのが面白くないんだろ。ましてや19のガキが社長だなんて、働いてるヤツらからすれば、テメーの子供と同じぐらいの年齢が社長なんだからな、嫉妬や妬みなんざいっぱい出てくるだろう】

「そうね…まだこれといった重要な事は言ってないけど、これからはどうすればいいの?」

【そうだな、出来たら沢渡を外でも張ってもらえないだろうか?決してバレないようにあまり深追いしなくていいからな】

「了解、ねぇ、またシタくなっちゃった…」

【待ってろって、この作戦が上手くいったらオレはお前と一緒に住んで毎日楽しもうぜ】

「…うん、解った…」

【じゃあ、そっちは頼んだぞ】

近日中に沢渡は何らかの行動を起こしてくるはずだ、達也の読みは恐ろしい程に的中していた。
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