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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第31章 色情魔の血が流れている
鴨志田がソープで働いている…
僅かな期間とはいえ、一緒に住んで快楽を求めた間柄だ、鴨志田は何でそこまで堕ちたのか。
やっぱり金の為か…

【どうやらあの女、ヤミ金にまで手を出してたみたいね。この前、あなたと一緒に来てセックス見せてもらった時に渡した金でビジネスホテルを転々としていたけど、見つかってソープに沈められたゎ。顔はそれほど良くないけど、あの大きな胸で今頃は男を悦ばせているんじゃない?】

「…」

仕方ない、こうなったのも元はと言えば鴨志田の浪費癖が原因なんだ。

堕ちるとこまで堕ちたワケという事だ。

「とにかくオレはこれで部屋の荷物は全て片付いた。後は任せるよ。その売った金を受けとるなり何なり勝手にやっといてくれればいい」

オレはほんのつい最近まで制服を着て学校に通っていた身だ。
それなのに、イヤと言うほど大人の醜い世界をみせつけられた。

我ながらよく病まずに平気でいられるもんだ。

いや、病んでる間もない。オレはこれから一人で何とかやっていかないといけない。

【それより今からこっちに来ない?お母さんあなたのオチンチンで突かれまくりたくてさっきからあなたの声を聞いて、もうこんなに濡れてるの】

受話器で花弁を広げクチュクチュと指を入れている音を聞かせた。
このヤリマン女が!とも思ったが、オレも快楽主義者なのだろう、返事をして母親のいるマンションへ向かった。
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