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カウントダウン・バレンタイン
第1章 キスして
「…一回したら離してくれる?」
遂に華夜子は腹を括《くく》る。
全然納得がいってはいないのだが-この際それは置いておく。
こんな事をいつまでもやってるわけにいかない。
午後一の講義に間に合うよう、お弁当を食べる事が先決だ。
つまり時間があまりもうない。
不本意ながらも彼に従い、後は上手くあしらうしかない。
そんな華夜子の思惑を知ってか知らずか-陸は実に嬉しそうに笑った。
「うん」
「ほんとに?」
「ほんと。昼ご飯食べて、授業に間に合わせないといけないじゃん」
疑いの目を向ける華夜子に、陸はあっさりと頷いた。
然しもの彼も、講義の事は忘れていなかったらしい。
華夜子は一息吐《つ》き。
身長の高い彼に合わせるように、背伸びをした。
そんな彼女に応じるごとく、陸は少々屈み、顔を傾ける。
遂に華夜子は腹を括《くく》る。
全然納得がいってはいないのだが-この際それは置いておく。
こんな事をいつまでもやってるわけにいかない。
午後一の講義に間に合うよう、お弁当を食べる事が先決だ。
つまり時間があまりもうない。
不本意ながらも彼に従い、後は上手くあしらうしかない。
そんな華夜子の思惑を知ってか知らずか-陸は実に嬉しそうに笑った。
「うん」
「ほんとに?」
「ほんと。昼ご飯食べて、授業に間に合わせないといけないじゃん」
疑いの目を向ける華夜子に、陸はあっさりと頷いた。
然しもの彼も、講義の事は忘れていなかったらしい。
華夜子は一息吐《つ》き。
身長の高い彼に合わせるように、背伸びをした。
そんな彼女に応じるごとく、陸は少々屈み、顔を傾ける。

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