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第20章 第20章

　指先に遥輝の舌がねっとり絡み付く。
　指の股を舐められると、時々遥輝の奥歯が当たった。


「あ、あ…」


　誠太郎から何のダメージも受けなかった指先は、純粋に遥輝の愛撫を受け止めることができた。
　生暖かい口の中の感触が、気持ち良くてたまらない。
　指先を舐められているだけなのに、傷だらけのおまんこの奥からじんわりとお汁が滲んでくるのが自分でも分かった。


　遥輝はもう片方の手も同じように丁寧に舐め上げ、
　脇腹を舐め回し、それから、今度は太腿に舌を這わせた。

　内腿をねっとり舐め回した舌が、今度は膝を舐める。
　軽く歯を立てながら舐められると、背中がゾクゾクした。

　何度も何度も、いやらしい声が出た。
　膝を舐められ、甘噛みされ、優しくキスされ、勝手に腰が動いてしまう。


　おまんこが叫んでる。
　傷だらけのおまんこが、奥が疼いてたまらないって、叫んでる。


　寝ているお兄ちゃんの隣でオナニーしてた頃みたいに、強烈に…。