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第7章 男の娘(おとこのこ) ―倒錯、或いは迷走―

(耿輔といい、亨といい…どうしてこうも情熱的な唇づけをしてくるんだ)

苦しいと同時に、躯の中心が熱くなるようなキス。それは俺の官能を巧に引きずり出すようなキスだった。生理的反射で勃ちあがってくる自身に戸惑う俺。またしても、男相手に感じるなんて…泣きたかった。

流されてるな…頭の何処か片隅でボンヤリ考える。

こいつら兄弟に明らかに俺の理性は流されていた。だが、不思議と一方的に犯された合宿の時のような嫌な感じはしない。それは、合わせた肌の温もりに優しさを感じるからだろうか…


「……ンん…、ぃ、ゃ…。亨…苦しい…ょ」


唇をやっとのことで外すことに成功した俺は、それだけ言うと荒い呼吸を繰り返した。

窒息するんじゃないかというほどの激しいキス。
外見に似合わぬ腕の力で強力に押さえ付けられて、逃れることもままならなかったのだ。
 
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