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第7章 男の娘(おとこのこ) ―倒錯、或いは迷走―

「…ゴメン…優しく言えなくて…」

ちょっとだけ素直な気持ちになる。

「ぅうん、トモちゃんは悪くないんだから、謝る必要はないょ。僕が勝手なことしたのが悪いんだから。こんなことして、僕のこと嫌いになったよね…」

亨は相変わらず俺の胸に顔を埋めたまま尋ねる。

俺はその様子がとても愛しく思えてしまう。なんだか、あぶない感情だ。

”お願い…”という可愛い一言で、更に俺の感情に揺すぶりをかける亨。
「でも、お願い…これだけは聞いて。僕がトモちゃんを思う気持ちはいい加減なモノじゃないから。僕はトモちゃんを危険な目に遭わせたりなんかしないし、兄貴みたいに浮気者でもない。だから、もし僕にちょっとでもチャンスが有るなら、僕のこと真面目に考えて…」

!真面目にって、どういう”意味”でしょうか?
真面目にお付き合いして欲しい、ってこと?!

亨が女の子だったら、一も二もなくOKなのに…
なんで男なんだよ!

素直に良いよと言えない自分が哀しかった……
じゃなくて、言えるわきゃねーだろ!
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