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ファニーキンキー
第2章 それは的中
翔太郎のモノが脈を打ち始めると共にくぐもった声が聞こえる。
「んーーー!んーーー!」
上目で盗み見ると焼きそばパンを落とさないよう必死で掴みながら咥えたままの状態で天を仰ぎ見ている。
咥えたままかいっ!猿ぐつわじゃないんだから…クスっ。ずっと咥えてるってどんだけMなの?
「ふ、ふぇっふぇっ…」
笑いが込み上げてくる…おなかの奥が熱くなった。
この笑いが合図だよ?ほら、あたし欲情してる……
翔太郎は限界に達し、あたしの口の中に白い液体を放出した。
すぐさま、お茶で胃の中に流し込み、クリームの少なくなったクリームパンをたべながら、モロ出しされていた翔太郎の下半身を後始末する。
ちょっとした賭けだった。あたしを受け入れてくれるかどうか…
おにぎりと焼きそばパンを手に持たせたのは、自由を封じるため。
あたしのヘンタイ行為を拒絶するなら、おにぎりを放り投げて、手を自由にすればいい、突き飛ばせばいい、逃げ道は作っておいたつもりだ。
それなのに逃げることもせず、翔太郎が自分で手を拘束し続けたってことは、M確定。
「おにぎりと焼きそばパン、握ったままだったの?」
って、わざと言葉にする。
「ん?あぁ…。……っわ!おにぎり潰れてる…お、おまえが食ってる途中で、おっ始めるからだろ?!」
顔を赤くしながら、おにぎりを頬張る。
翔太郎の上っ面のSを剥がすのが楽しい…大当たりかも……
「おまえじゃなくて、寧奈だよ。クスっ」