パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第12章 それは野外

伊井が待ちに待ったダブルデートの日がやってきた。

待ち合わせの場所、駅の改札口前に近づくと身長１９５センチの目印が居た。

まだ伊井しか来てないのか…

「伊井、おはよ」

「よう！」

「寧奈、おはー」

なっ！声をかけられるまで気が付かなかった…隣に恵衣子が居たことに。

体の大きな伊井に隠れて見えなったのではなく、全然知らない女子大生がたまたま隣に居るのだと勘違いしてしまったから。

恵衣子がデート武装してるぅぅぅ。

ピンクベージュのひらひらした膝上丈のワンピース、ウエスト部分にリボンを留めて、オフホワイトのカーディガンを羽織っている。

ストラップの付いたちょっとヒールのある靴なんか履いちゃって…可愛いじゃないかっ。

あたし…恵衣子に合わせたつもりだったのに……この裏切り者めっ

白いパーカーと同素材の白いタイトスカート、靴はハイカットのスニーカー。リュックも背負って…。

いつもパンツスタイルのスポーツ少女に合わせて、カジュアルにしてきたのにぃぃ。