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ファニーキンキー
第3章 それは悪戯


スカートのポケットから携帯を取り出し時間を確認する。

「あと10分しかないよ?」

「大丈夫、すぐだから…」

本当は後5分だったんだけどねー。

今日はイかせない大作戦。

また仕掛けさせてもらうよ?クスっ。

「座って…」

下着の前だけを下げ、固く立派になったモノを剥き出しにする。

ゆっくり上下にしごきながら、翔太郎が悦ぶところにキスをする。張り出た部分を下唇で掬うように食み、少しずつ場所を移動して一周する。

「どこが一番感じる?」

「全部…」

「じゃあ、いっぺんに舐めてあげる」

先の太くなった部分だけ口に含み、舌で小刻みに舐める。

「…くっ……」

両手の自由を奪ったのは、プールでの最初の一回だけ。それ以来、自由になった手はあたしの頬、耳、髪を撫でまわす。

翔太郎が果てた時には、あたしの短いクセっ毛はいつにも増して、ぼさぼさになっていた。

呼吸が上がり始め、彷徨う手が髪に集中してきたから、果てるのは近い。

本当に早そうなんですけど……

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