この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ファニーキンキー
第5章 それは結局


「バイトって土曜日が休みなの?」

「決まってないよ、シフトによってまちまち。今月、CDショップの内装工事が入るから今日から一週間休みなんだ」

校門を過ぎると翔太郎は自然に車道側を歩き、自然に手を繋いできた。
あたしは外でベタベタするのは好きじゃない。なるべく自然に手を解いた。

「そなんだ。あっ、リニューアルオープンしたらCD買いに行こっと」

「どんなの聴くんだ?」

「バンド系だよ。J-POPロックばっかり」

「ああ、俺もその辺、よく聴く」

「たまーにライブにも行ったりするよ」

「じゃあ、今度フェスにでも行くか?」

なんて普通の会話をしながら、お気に入りの曲を頭の中でリピートさせ、気を紛らしながら翔太郎の家までの道のりを歩いた。

おっと、大事なものを忘れるところだった。途中、買い物をするためにスーパーへ寄ってもらう。

「翔太郎、飲み物何にする?他に要る物ある?」

「一緒に行くぞ?」

「や、ダッシュで買ってくるから、ここで待ってて!」

「なんでだよ?」

「いーから。いーから」

不思議そうな表情をする翔太郎を無理やり入り口で待たせ、店内に入る。

/184ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ