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ファニーキンキー
第5章 それは結局


「…あ、あたしヘンタイなんだ」

「うん、知ってる」

「でね…あたし…感じないんだ」

「ちょっと不感症なのかなって思った」

あたしの首に唇を付け、耳に向かって舌を這わせる。

耳たぶを舐められ、息がかかる。

「感じる?」

耳元でささやかれても…

「感じない」

服の上から胸を揉まれ、唇が首から鎖骨に滑り降りてくる。

シャツのボタンが外され、ブラのホックに手が掛かる。

顔が近付いてきてキスを受けた。翔太郎の上唇とぷっくりとした下唇であたしの唇が何度も挟まれる。

ちゅっちゅっ…リップ音が響く。

しだいに舌が入り込み大人のキスになっていく。

あらわになった胸が撫でまわされ、やわらかく揉まれる。

「…はぁ……」

翔太郎の息遣いが荒くなってきた。

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