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ファニーキンキー
第7章 それは純白
「ダ、ダメっ!寧奈はダメに決まってるだろっ」
さっきからずっと体にまわされていた腕の力が、さらに強くなる。
「翔太郎はいいの?ずるくない?」
「もう、他の女とはしないよ…浮気はしないから」
「んー、あたしが1個使えば、おあいこでしょ?」
「……」
クスっ、あたしが簡単に使えるわけないじゃん。あ、そういえば先輩に対しての行為は…あれは何て言うんだろう…体だけ?ってやつかな?
「あーそういえば、あたしも“体だけ?”みたいなことしたから、おあいこかな?」
手にしていたコンドームをポイっと放る。
「えっ!だ、誰と?!」
「んー、先輩?」
慌てふためいた翔太郎の声がひっくり返る。
「先輩って何組の誰だよ?!」
「名前知らない…クラスも知らない…」
「…そいつに感じたの?」
「感じないよ、感じるわけないじゃん。もう、おあいこってことで、この話はおしまい。クスっ」
「もー、寧奈ちゃんっ……」