パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第8章 はじまりとはじめて

「さっきより動けるはずだよ。……お好きにどうぞ？」
密着は出来なくなったけど、確かにこの体勢だと大きく動ける。
本能のまま、ゆっくりと大きく、腰を動かした。

「……っあ！ああん！」

自分で動いているのに、一番敏感な所を総一郎さんに攻め立てられている。不思議な感覚だ。

「すっげー、いい眺め。そんなに気持ちいい？」
「気持ちい……あんっ！すぐイキそうです……」
「こうしたらもっと激しく動けるよ」

総一郎さんが両手をしっかりと繋いでくれた。

「ほら、動いてごらん」

そう言われて、導かれるように腰を激しく動かした。

「あっ……あっ！ああん！すごい……気持ちいい……ひゃあん！」

総一郎さんにこんないやらしい姿を見られている……。

さっきまでの恥ずかしいという感情が消えた。

むしろ、もっとこの姿を見て欲しいという感情が芽生える。

「愛ちゃん、やらしい」
「あっ！ああん！だって……」
「いい顔。もうイキそう？」
「あんっ！イキそうですっ……！」
「じゃあ、おいで」

手を引かれて、総一郎の胸に倒れこんだ。

「きゃっ！」
「ほら、ちゃんとしがみついて」
「こうですか？」
「うん。胸が当たって最高」
「ふふっ。変態発言ですね。」
「ありがとう」
「誉めてないですよ？」

繋がったまま、見つめあって、どちらからともなくキスをした。

「頑張ってくれたからごほうびあげる」

総一郎さんが囁いた。その瞬間、下から激しく突き上げられる。

「あっ！ひゃっ……あんっ！総一郎さん……いやっ……そんなに激しくしないで……！」
「なんで？すぐイッちゃう？」
「ひっ……！んんっ！おかしくなっちゃう……」
「大丈夫だから……もっと俺の耳元で鳴いて？」

突き上げられるスピードが上がる。
水音が響く。

「ああっ！いやっ！総一郎さんっ！もうダメです……ああん！」
「……っ！俺もやば……」
「んんっ！ふぁ……んっ！」

抱き締められて、喘ぎ声ごとキスをされた。

「……くっ！出すよ……愛ちゃんっ……！」
「ひゃっ！ああん！はいっ…………ああん！」

返事をした瞬間に大きく突き上げられて、ゴム越しにさっきまでより強く熱さが伝わった