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第12章 輝く季節の中で
『アイル…?
ゆっくりでいいんだ

何も焦ることもない
これからのことも全部

アイルのペースで…
ゆっくりとやってけばいいんだからな?』






『ん・・・。うん

…りょうきの・・・手

やっぱ安心する・・・すき』





『ふふっ・・・またソレかよ(笑)』





『んふふ・・・わかったカモ

なんかね・・・多分…』





『うん?』






『私…ずっと

緊張してたみたい・・・コレ』





『緊張?』






『ん・・・。

やっと…ここに帰ってこれて

やっとリョウキといられて…

すごく…ホッとしちゃったからかな…って』







『~アイル・・・よく 頑張ったな』






オレも一緒にホッとしてた



なんかすごく納得だったから




過呼吸もしてないし

緊張が解けて力が抜けたと言えば

そう見える





大変な事があった後だ

ずっと続いた緊張状態から

ようやく解放されたとあれば

それは至極当然のことに思えた





アイルが落ち着くのを待って

一緒に作った食事をとる





この日は・・・


この日から


オレはアイルと


オレのベッドで寝るようになった



・・・ごく自然に。










生殺し(笑)に体が慣れたのか?

そのへんはオレにもわからないが





オレは・・・アイルがただそこに

オレの目の前にいてくれる事が

幸せだったから






手を繋いで寝て



おはようと言って目を覚ます






アイルを腕の中に抱いて眠ることに


幸せと安心を感じていた










自分でも…正直

驚いてるものがある








オレって…




男って・・・人って…







こんな気持ちに


なれるんだな?・・・と






今オレがこんな気持ちでいるって…





アイルに出逢う前のオレを知る人は



信じないだろうな。
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