この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Best name
第12章 輝く季節の中で
翌日、日曜
二人でアイルの家を
片付けるために見に行った
止めようか迷ったが
アイルが
体力が落ちてるから歩きたいと言ったから
二人で散歩がてら
ゆっくり歩いてアイルのマンションへ行く
途中…近所の
サイクルショップが目に止まった
『なぁアイル?チャリ持ってたっけ?』
『?…ううん』
『買ってやろ~か?アレ。退院祝いだ♪』
店先にある
少し派手目の色使いの
自転車を指して
ニヤケながらアイルに聞く
『ェ…そんな、悪いよ・・・いらないし』
『あったら便利だと思うよ?
ウチとの行き来も
…家、確か停めるトコあったろ?』
『ぅん…だけど・・・』
『今後もさ・・・
どうしても帰り遅くなるとか
あるかもだろ?
そういう時に歩いてるよりは
安心だろうしさ?』
これが一番の本音だった
そして
店に一歩入ろうとした時…
『あたし…』
『?』
アイルが…意味深に・・・うつむく
『あたし・・・』
『???』
『あたし・・・自転車・・・・・のれない』
二人でアイルの家を
片付けるために見に行った
止めようか迷ったが
アイルが
体力が落ちてるから歩きたいと言ったから
二人で散歩がてら
ゆっくり歩いてアイルのマンションへ行く
途中…近所の
サイクルショップが目に止まった
『なぁアイル?チャリ持ってたっけ?』
『?…ううん』
『買ってやろ~か?アレ。退院祝いだ♪』
店先にある
少し派手目の色使いの
自転車を指して
ニヤケながらアイルに聞く
『ェ…そんな、悪いよ・・・いらないし』
『あったら便利だと思うよ?
ウチとの行き来も
…家、確か停めるトコあったろ?』
『ぅん…だけど・・・』
『今後もさ・・・
どうしても帰り遅くなるとか
あるかもだろ?
そういう時に歩いてるよりは
安心だろうしさ?』
これが一番の本音だった
そして
店に一歩入ろうとした時…
『あたし…』
『?』
アイルが…意味深に・・・うつむく
『あたし・・・』
『???』
『あたし・・・自転車・・・・・のれない』