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第14章 オレだけのもの
寝室のドアを開けて

アイルをそっと…

ベッドの中央におろした




アイルは黙ってちょこんと座っている






うつむいて
ワンピースの裾がめくれないように
ササッと直していた





恥じらいか緊張の高まりかで

なんとも言えない
うるるっ・・・としたアイルの表情が

オレの欲望をどんどん増幅させる






うつむいたまま…オレの方を見ないアイル







『…電気…消すよ?』





一瞬、体をピクッとさせたアイルが


コクッと…ただうなずくと


寝室が妖しくオレンジのライトに包まれる





オレはそっとベッドの隅に座って
アイルの頬に触れた




ピクリと・・・細い肩が動く




そして…もう一度だけ、と

アイルに聞いた








『アイル・・・

正直に〃こわい〃って言えよ

そしたら・・・しないから』








『…こわく…ないから・・・言わない』







アイルがやっと声を発した








『…緊張・・・してるだけ

少しだけ・・・。・・・ごめん』










少しだけ…?



オレは死にそうに

キンチョーしてんだぞ~!?と

一人でツッコミながら緊張を抑える









『アイル?もう一度だけ言う

オレは…本当に、アイルに無理したり
無茶してほしくないんだよ

アイルの嫌がることはしたくない

…ずっと言ってたろ?
無理に…こゆことしなくても、…な?』







『……』







『無理してるなら正直に言ってくれ

今なら……まだ・・・家に送って行く

…もし…そうじゃないなら…このまま

アイルを・・・オレのものにするよ?』






飛び出して来そうな自分の心臓の音を
ひた隠しながら、アイルの答えを待つ







『あたし…』



『……』







『あたしは…リョウキのものになりたい』






『……』










『リョウキだけのものにして…?




…あたしを・・・




・・・・・・抱いて…』
















ヤバイ…




オレもう・・・・・・無理







おさえられ… … … ない
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