この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Best name
第14章 オレだけのもの
最後を迎えてから
ようやくアイルからはなれたオレは
アイルの隣にドサッと体を投げ出した。
まだ少し息の荒い呼吸をするアイル
体力を全て使いきったかのように
体をベッドの上に投げ出して
あれだけ恥ずかしがっていたのが
もうどこも隠さずに
或いは隠す体力も
残ってないのだろうか?
服を着せてやろうか迷ったが…
アイルの肌の匂いや感触を
もっと感じていたくて
裸のアイルに抱きついた。
少し荒く息をする傍ら
アイルの顔は…穏やかだった。
まったりというか
おっとりというか
少し眠たそうに
くた~っとしているが
微笑んでオレの方をみていた。
その表情にオレは安堵して
アイルにキスする・・・
『アイル…?・・・ありがとう』
『りょ…うき…』
『…オレの人生で
一番最高の誕生日・・・
・・・ありがとう』
『よかっ…た・・・うれしい』
子どもみたいな顔したアイルが
小さな声で答える
アイルをそっと腕枕した
目が合って・・・もう一度キスする
微笑んだアイルが
スーッと瞼をおとして
気を失うように眠ってしまった
オレのものになりたいと言ってくれた
オレのものになってくれたアイル
オレに…一番大切なものをくれたアイル
一番ほしかったものをくれたアイル
オレにとっても初めてだらけの…
人生で最高の誕生日になったと言い切れる
この日のことも
この気持ちも
オレはきっと・・・生涯忘れない。
ようやくアイルからはなれたオレは
アイルの隣にドサッと体を投げ出した。
まだ少し息の荒い呼吸をするアイル
体力を全て使いきったかのように
体をベッドの上に投げ出して
あれだけ恥ずかしがっていたのが
もうどこも隠さずに
或いは隠す体力も
残ってないのだろうか?
服を着せてやろうか迷ったが…
アイルの肌の匂いや感触を
もっと感じていたくて
裸のアイルに抱きついた。
少し荒く息をする傍ら
アイルの顔は…穏やかだった。
まったりというか
おっとりというか
少し眠たそうに
くた~っとしているが
微笑んでオレの方をみていた。
その表情にオレは安堵して
アイルにキスする・・・
『アイル…?・・・ありがとう』
『りょ…うき…』
『…オレの人生で
一番最高の誕生日・・・
・・・ありがとう』
『よかっ…た・・・うれしい』
子どもみたいな顔したアイルが
小さな声で答える
アイルをそっと腕枕した
目が合って・・・もう一度キスする
微笑んだアイルが
スーッと瞼をおとして
気を失うように眠ってしまった
オレのものになりたいと言ってくれた
オレのものになってくれたアイル
オレに…一番大切なものをくれたアイル
一番ほしかったものをくれたアイル
オレにとっても初めてだらけの…
人生で最高の誕生日になったと言い切れる
この日のことも
この気持ちも
オレはきっと・・・生涯忘れない。