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第29章 星屑の幸せ
『~…ぁ・・・治りが悪くなったり

変な・・・クセになって
痛めやすくなると悪いから

必ず…ちゃんと治せよ・・・いいな?』




『…は・・・はい』





『ん。・・・・・・ホラ』



うなずくと
オレはしゃがんでアイルに背を向ける



アイルに背中に乗るように促すが…



『え… ぃ…いいったら
恥ずかしいよっ・・・歩けるし…』



少し足を引きずるアイルの手を握って
ゆっくり歩く。



『…リョウキって
なんでもできるんだね。
…~やっぱすごいや・・・ふふっ』




『ぷ…それこそ・・・オーゲサ…』





大怪我じゃなくて幸いだが
アイルを…あまり動かさない方がいい。



本当の寝正月になりそうだ。
















翌日
オレはアイルの動きが

否応なしに気になって
目で追ってしまっていた。




歩き方・・・。






そんなオレをよそに

本人は家の中でウロチョロと…

・・・何やら楽しそうだ。






そして・・・なんか




すっげぇ・・・さっきから…








『・・・イイ ニオイ(?)』





アイルの立つキッチンに顔を出すと

オレに気付いたアイルが振り返った。




『あ・・・〃クッキー〃

焼いちゃった・・・食べない?』







『…どうした・・・また;💧…?』




〃でもって・・・

その反則級な笑顔はよ…(笑)〃





『だって…出掛けるって言うと
リョウキ・・・怒るんだもん…』



『あたりまえだろ』



『~~お正月休み……もったいないもん~』




『~仕方ないだろ?

ったく・・・痛みは?

少し、見せて・・・?』



アイルの足首に触れてみる


平気そうに見えるけど…熱をもって
少し…腫れている



『痛くないのか?』

『うん…ホントに』


痛くないのか我慢してるのか不明だが
あまり良い状態ではない


『~オレ…チョット出掛けてくる』

『えっ?じゃぁ…私も…♪』




『「留守番」っっ!!!』


『~~~!!!』


アイルがビクッとしたのち
ふくれっツラでオレを見る


『…すぐ戻るから。…な?』

『…はぁい』


少しスネたように返事をして
キッチンを向き

シャカシャカと
ボールを泡立てるアイルをおいて
オレは外出する
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