この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Best name
第29章 星屑の幸せ
一人…部屋に残るアイルが
キッチンを片付けていた
『・・・~♪』
〃…リョウキってば・・・
あんなに心配して…オーバーだなぁ。
けど…わるいことしちゃったな
せっかくの・・・お休みなのに…〃
ピンポーン・・・。
インターホンが鳴る
〃え?…リョウキ?・・・は
今行ったばかり・・・だよね〃
ピン・ポ~~ン・・・
〃ほんとに「すぐ戻った」の?
それとも・・・〃
『~ はい・・・』
アイルが受話器をとる
〃『オレ~・・・あけて~?』〃
『え?・・・う…うん』
〃リョウキ・・・〃
アイルがオートロックを開けた
〃鍵…忘れたのかな…?
すぐ戻るっていってたし
持っていかなかったのかな…〃
気にせずにいると
ピンポーン・・・
もう一度インターホンが鳴る
今度は・・・玄関。
〃『あ~けてっ・・・?』〃
『ぇ?・・・うん…待ってて、今行くね』
〃なんか・・・なんで?
って言うか…「動くなー」とか
散々言ってたくせに・・・〃
少しだけムッとして
アイルが渋々玄関に向かう
ガチャ…
『ホントに…早かったね?
…。…。…って・・・』
〃え?……〃
アイルがドアをあける…が
目の前には誰もいない
ヒヤっと・・・汗が伝う。
『え…?…』
〃いや…たしかに…ゼッタイ…〃
そぉ~~っとドアを閉めかけて
アイルは首をぶんぶんと振る
そして
カバッと…もう一度ドアを開けた
・・・やはり同じ
『ぇ…何・・・あたし…』
〃聞こえないモノを聞いちゃった?
…とか・・・なんてこと、あるワケ…〃
いよいよ怖くなったアイルは
一人ゾクゾクっとして
ドアに背を向けてドアを閉めようとする
『・・・ふふっ』
〃え?〃
『?!…っっ…わっ…』
後ろから声…。
驚くアイルが
振り向く間もないうちに
両目が手で覆われた
〃えっ?何…何っ…?暗い…っ
っていうか・・・何?!〃
キッチンを片付けていた
『・・・~♪』
〃…リョウキってば・・・
あんなに心配して…オーバーだなぁ。
けど…わるいことしちゃったな
せっかくの・・・お休みなのに…〃
ピンポーン・・・。
インターホンが鳴る
〃え?…リョウキ?・・・は
今行ったばかり・・・だよね〃
ピン・ポ~~ン・・・
〃ほんとに「すぐ戻った」の?
それとも・・・〃
『~ はい・・・』
アイルが受話器をとる
〃『オレ~・・・あけて~?』〃
『え?・・・う…うん』
〃リョウキ・・・〃
アイルがオートロックを開けた
〃鍵…忘れたのかな…?
すぐ戻るっていってたし
持っていかなかったのかな…〃
気にせずにいると
ピンポーン・・・
もう一度インターホンが鳴る
今度は・・・玄関。
〃『あ~けてっ・・・?』〃
『ぇ?・・・うん…待ってて、今行くね』
〃なんか・・・なんで?
って言うか…「動くなー」とか
散々言ってたくせに・・・〃
少しだけムッとして
アイルが渋々玄関に向かう
ガチャ…
『ホントに…早かったね?
…。…。…って・・・』
〃え?……〃
アイルがドアをあける…が
目の前には誰もいない
ヒヤっと・・・汗が伝う。
『え…?…』
〃いや…たしかに…ゼッタイ…〃
そぉ~~っとドアを閉めかけて
アイルは首をぶんぶんと振る
そして
カバッと…もう一度ドアを開けた
・・・やはり同じ
『ぇ…何・・・あたし…』
〃聞こえないモノを聞いちゃった?
…とか・・・なんてこと、あるワケ…〃
いよいよ怖くなったアイルは
一人ゾクゾクっとして
ドアに背を向けてドアを閉めようとする
『・・・ふふっ』
〃え?〃
『?!…っっ…わっ…』
後ろから声…。
驚くアイルが
振り向く間もないうちに
両目が手で覆われた
〃えっ?何…何っ…?暗い…っ
っていうか・・・何?!〃