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第31章 君の手と僕の手
『おはよ。・・・どうだ?』


『…だいぶ・・・いい。起きれそう』




『ムリするなよ?』


そっと起こして朝食をとらせる。





『ゼリーとか・・・食べれそうか?』


『うん・・・・・。イタダキマス』




ちょこんと

いつものように
手を合わせて食べる姿をみて

少しホッとする。




喉が渇いているのか
ペロリと平らげていた。



『アイル、着替えるか?』


『うん…。大丈夫…自分で…。…ぁっ…!!』




『おいっ・・・アイルっ』



ベットから

フラフラと落ちそうになるアイル。



ヒヤヒヤするぜ!?




場所を聞いて

着替えを持ってきてアイルに渡す。





・・・じーーー・・・



目が・・・



合ってる・・・?




『ぁ・・・』


『…ムコウ・・・向いててよぉ……』





『ぁ…ワリィ(汗)』



薬を飲むとアイルはすぐに横になった。




『仕事終わったら、また来るから』

『……でも』



『なんかあったらすぐ連絡しろよ?
出れるようにしとくから』



アイルの枕元にスマホを置く。




『何も気にしなくて良いから、ホントに。
・・・ガマンするなよアイル?』



『……』





『…返事は?』




『~~…はぃ』





『よし(笑)じゃ、いってくるからな』


『うん…』



『飲み物と・・・薬も、ここ置くからな』


ベットの隣に食べ物や飲み物をありったけ
置けるだけ置く。



『ん…わかった…から。
リョウキ・・・遅刻…しちゃう』



『あぁ。いってきます』




『いってらっしゃい…』



玄関にいくオレをアイルが呼び止める。



『りょおき……』

『ん?』



『…あり・・・がと』





……こんな時でも




反則……




その笑顔。
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