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第31章 君の手と僕の手
あっという間にアイルの家に着く






『それじゃリョーキ♪がん・・・』



『マ・・・・・マナさん~?』







間髪いれずに
オレは満面の笑みを向けてみるが・・・








『……あたし行かないわよ?(笑)』







スッパリ…。







『いや💧・・・そこをなんとか

~ここまで来たんですし~…💧』







マナさんが来てくれた方が

オレより確実に…はるかに

アイルも助かるハズだ






アイルのことも良く知っているし

アイルが安心できる相手であり

何より女性だ。






『来ようと思ったけど~
リョーキ行くってんだし
いーじゃない♪

何人も押し掛けたら
かえって良くないってぇ♪』






『マナさ~ん・・・』







『オダマリ!(笑)

与えられた試練よ!シ・レ・ン!!!』






『……💧』





マナさんがオレの下げている食材を指して
ニヤリと笑う。







『アイルはしっかり者なようで
まだまだコドモ♪

甘えん坊だからさ~❤

あ…なんか困ったら電話して?
すぐ出れるようにしとくから♪』





そして
そこはしっかりしてるっていうこの人


頭が上がらないぜ。
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