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第32章 最高の名前
これから幸せになろうというアイルを

キズつけたり

苦しめたいんじゃない



オレは…迷いが生じる

そして、きっと・・・ソウタさんも




それでもソウタさんは

取り乱さず、キリっと…

〃親の顔〃をアイルに向けて席を立ち

オレたちの…アイルの隣に来てしゃがんだ。





『アイル・・・もう・・・そんな

子どもみたいな事を言うのはやめなさい…』




ソウタさんが巻き舌を封印して
穏やかな口調で、言い聞かせるように
アイルに諭し始める。




『俺は確かにアイルにそう言った

その言葉に嘘はないし
これからもそのつもりだ

だけどなアイル・・・俺は
お前の〃親代わり〃だ

親じゃない・・・』




『っ…うっ……ひっ…く』




『アイルのご両親は
生きてこの世に存在しているだろう?

それがお前の〃親〃だ
それは紛れもない…事実だろう?』




『っ…ぅっ…ぅん』




『アイル…お前?
これから幸せになろうってんだろぉが…?
これから、ようやく
幸せになろうって時だろぉが?んん?…』



『うっ・・・ぅ』



アイルをちゃんと向き合わせようと
言い聞かせるソウタさんの言葉に

アイルはコクっ、コクっと頷き
やっとちゃんと話が聞けているようだった




『そんな…大事な時にな
ぁ~そりゃお前にしかわからねぇ
辛い部分もあるけどな?もちろん…

それでも…これから幸せに
~これから一緒にやってこうって相手を

ハナっから、こんな困らせてな
けむにまくような事をして

通すべきを通さずに…一緒になって
お前、それが本当に正しいと思うか?

そんなことをして
お前も…リョウキも幸せだと
お前そう思うか?アイル…』




『・・・ううん。…っく…ひっく』




『そうだろう?…繰り返すがな
リョウキの立場にもなって考えろ?

そんな曖昧なまま、押し通したら
第一・・・〃けじめ〃ってモンがねぇ

後味だってワルイだろうよ?
リョウキも……お前自身もな

一緒になるなら…ちゃんと相手のことも
本当にちゃんと考えられるようになりなさい』



『…うん。…はい』





『ウン…』



『ごめんなさい・・・』






『ウン…。
通すべきスジは…ちゃんと通して

ふたりで・・・
〃ちゃんと幸せに〃なりなさい』




『・・・はい』
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