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第32章 最高の名前

似ている・・・

土台は同じだけど

タイプはちがう・・・と言ったトコか。





内気なアイルに対して

堂々とした(あくまで印象)母親…？




化粧とったらまったく同じカオ…？




ぃゃ…オレ・・・それは

なんかチャラ男発言ってやつか？





え～～・・・アイルに

メチャクチャ化粧したら

同じカオ…？





いや、それじゃ一緒か。






アイルが無色透明なら母親は七色…。




そんなトコか？






きらびやかな…母親。





アイルをもっと、キリッと

少しシャープにしたカンジ…？





なんか…結局

ロクなコト言えて(思って)ないな

オレ･･･？








いや・・・


オレだって…キンチョーしてんだからな？！







あ・・・若い！



若い母親だ。



しいて言うなら。






持って生まれた素材に加えて

職業柄もあるのか

おそらくの実年齢よりは

ものすごく若く見える。





若作りしてるって風でもなく…

それがその人の自然体というような




頭のテッペンから爪先まで隙がない。






最近じゃ珍しくもなさそうだが

〃並んだら、母娘(ｵﾔｺ)か姉妹かわからん〃

～というような

現代風のお母さん…


そんな印象だな。






・・・〃オバサン〃とは

間違っても呼ばれなそうな








まぁ…言ってしまえば

ものすごく綺麗な女性(ひと)…。




アイルにそっくりの…

未来図みたいなキレイな女性(ひと)に





オレは…つい、ボ～～～～っと……

















・・・みとれてるバアイじゃ

ねぇんだな・・・っ。







挨拶しないと･･････！