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姉ちゃんと○○○
第19章 姉ちゃんと繋がる
僕は退院をして、4日目の夜…

僕は足にギブスをはめたまま、自室のベッドに寝ていた。


姉ちゃんが僕の部屋に入ってきた物音で、目が覚める僕。

姉ちゃんはパジャマ姿だ。

暗くてよく分からないけど、手に何かを持っている。


「どうしたの?」
僕は姉ちゃんに尋ねる。

「母ちゃんが近所のオバサンにカラオケに誘われて、出かけちゃったの」
姉ちゃんが答える。

「えッ?!」
驚く僕。

45才になった母ちゃんが、夜遊びでカラオケに出かけたという気の若さのために、僕は驚いたのではない。

母ちゃんがいないときに、姉ちゃんが僕の部屋に忍び込んできたことに、僕は驚いたのだ。

僕の鼓動が一気に高まる。
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