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姉ちゃんと○○○
第3章 姉ちゃんと露天風呂
鼻血が止まらない。

すぐにタオルは血でベットリになる。


脱衣場のティッシュペーパーを差し出してくれたり、古いティッシュペーパーを捨てたり、濡れたタオルで僕の頬や首筋を拭いてくれたり…

姉ちゃんは全裸のまま、僕を介抱してくれている。

「なかなか止まらないわね。 大丈夫?」
姉ちゃんが尋ねる。

自分が全裸なことも忘れて、僕の心配をしてくれている姉ちゃん。

「ごめんね…姉ちゃん…」
僕は小さな声で言う。

鼻を押さえているので、とても間抜けな声だ。


姉ちゃんが全裸でいるかぎり、僕の鼻血は止まらないかもしれない…
でも、姉ちゃんにはこのまま全裸でいて欲しい…

僕はジレンマに苛まれる。
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