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姉ちゃんと○○○
第5章 姉ちゃんと家庭内別居
僕は姉ちゃんに微笑みかける。
「そろそろお昼だね? ファミレスで一緒に食べようよ」

早く姉ちゃんと仲直りがしたい。

しかし…

「あんたが一人で食べて」
姉ちゃんの口調が素っ気ない。

「どうしたの? 姉ちゃんは食欲がないの?」
僕は姉ちゃんの顔を覗き込む。

「違うわ。 あんたと一緒に食事をしたくないの」


僕は悲しい。

幼いときからどんなにケンカをしても、食事のときはいつも一緒だったのに…
なのに…一人で食べろなんて…。


「ものすごく怒ってるんだよね? 本当にゴメンね」
僕は姉ちゃんに尋ねつつ謝る。

「もう怒ってはいないけど、あんたと距離をおきたいの。 家庭内別居よ」
姉ちゃんはゆっくりとした口調で答える。

僕はショックだ。

「姉ちゃんは僕のことを嫌いになったんだね。 僕が実の姉に性欲を抱く変態だから」
僕は消え入りそうな声で言った。
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