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姉ちゃんと○○○
第5章 姉ちゃんと家庭内別居
僕は朝も昼も夜も絶食した。

もちろん、おやつも食べない。

あいかわらず姉ちゃんは、外で弁当を買ってきて、自分の部屋で食べる。

姉ちゃんの部屋からいい匂いがする。

僕のお腹は鳴り続ける…
辛い。

勉強には全く集中できない。


ハンスト開始から4日後…
お腹が空きすぎて力が出ない。

ハンストでも水だけは飲む。

キッチンで水を飲むため、2階から1階に降りようと階段に足をかけた僕は、後ろから姉ちゃんに呼び止められた。
「ひょっとしてあんた、まだ何も食べてないの?」

「うん、ハンストだから」
僕は姉ちゃんに答える。

「馬鹿なマネはやめてよっ!」

「じゃあ、姉ちゃんが一緒に食事してくれる?」

「それは…」
姉ちゃんが口ごもる。

やった…
もう少し押せば、姉ちゃんが折れるかも…

僕の心は弾む。
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