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共鳴する絃
第2章 エチュード

封印が解かれた日から茜とタカシは毎日のように会っていた。
実際には会ってはいない。
顔を見たことも声を聞いたこともない。
チャットだけだ。
でも誰よりも近い体の一番奥深いところで繋がっている人。茜はそう思う。
音楽の話をしてそして妄想の世界にいく。
『では 始めようか』
のタカシの一言でスイッチが入る。
『お願いします』
タカシの姿は見えないのだけれどPCの前では正座してしまう。
『茜は私の奴隷になるか?』
『奴隷?』
奴隷という言葉に体が反応する。
『よく分からないけれど、私はもうタカシさんの奴隷なのかと思ってた。』
『まだ奴隷じゃないよ。奴隷にしてくださいってお願いされてないからね』
『奴隷になったら 私はどうなる?』
『奴隷は囚われの身。自由はなく所有され管理される』
『私は奴隷になりたいのかな?きっとなりたいんだ。』
『そうだな。』
『タカシさん、私をタカシさんの奴隷にしてください』
茜は奴隷になるということがどういうことなのか分かってはいない。けれどタカシと一緒にいたい。なんの躊躇もなく奴隷志願した。
『いいよ。茜を私の奴隷にする。奴隷になってくれてありがとう。』
『奴隷にしていただいてありがとうございます』
ためらいもなくごく自然になんの違和感もなく、
茜はタカシの奴隷になった。
実際には会ってはいない。
顔を見たことも声を聞いたこともない。
チャットだけだ。
でも誰よりも近い体の一番奥深いところで繋がっている人。茜はそう思う。
音楽の話をしてそして妄想の世界にいく。
『では 始めようか』
のタカシの一言でスイッチが入る。
『お願いします』
タカシの姿は見えないのだけれどPCの前では正座してしまう。
『茜は私の奴隷になるか?』
『奴隷?』
奴隷という言葉に体が反応する。
『よく分からないけれど、私はもうタカシさんの奴隷なのかと思ってた。』
『まだ奴隷じゃないよ。奴隷にしてくださいってお願いされてないからね』
『奴隷になったら 私はどうなる?』
『奴隷は囚われの身。自由はなく所有され管理される』
『私は奴隷になりたいのかな?きっとなりたいんだ。』
『そうだな。』
『タカシさん、私をタカシさんの奴隷にしてください』
茜は奴隷になるということがどういうことなのか分かってはいない。けれどタカシと一緒にいたい。なんの躊躇もなく奴隷志願した。
『いいよ。茜を私の奴隷にする。奴隷になってくれてありがとう。』
『奴隷にしていただいてありがとうございます』
ためらいもなくごく自然になんの違和感もなく、
茜はタカシの奴隷になった。

