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犬を飼う
第13章 印
道隆は考えていた。

リンが体に私の物である印が欲しいと言った。

リンのすべてを私の物にしたい。
体も心もすべて支配する。


印を刻むときリンは泣き叫ぶだろう。
痛みに耐えきれずのたうち回って
印が欲しいと願ったことを
私の奴隷になったことを後悔するかもしれない。

でも私はリンに印を付ける。
生涯消えない私の物であるという印を。。
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