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犬を飼う
第13章 印

「リンは良く眠れたか?」

「ご主人様。緊張してあまり眠れていません。
この2日お印を頂けるのを心待ちにしていました。
でもどんな痛みを与えて頂くのか考える緊張してします。」

「そうか。印をつけに行くぞ。」
「はい。ご主人様」

リンはリードを引かれ四つん這いでリビングルームに連れていかれた。


「今からリンの尻たぶに焼き印をする」
「、、、、」

リンは震える

ご主人様は焼きごてを手にしている。

10センチ四方くらいのイタリック体のご主人様のイニシャル道隆の『M』の文字。

ご主人様は暖炉で焼きごてを熱する。
『M』の文字が朱色に燃えている。

「ご主人様のお名前を刻んでもらえるのですね。。。」

「リン、いいんだな?」

「はい。ご主人様リンのお尻に一生消えないお印を焼き付けて下さいませ。」

そう言ってリンはご主人様の足に口づけをした。
ご主人様はもう片方の足で優しくリンの頭を踏みつけた。
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