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Sな彼女
第8章 ホテルにて -4-
くすぐる様な、絶妙な加減で、岬の指が俺の身体の線をなぞり、肌の上を滑らせる。
「…………あ……」
臍のまわりを、舌先でくるくると撫でられた。
裸で横たわる俺の身体を、岬は丹念にゆっくり時間をかけて愛撫する。
俺も彼女の肌に触れたくて、首に腕を回して静かに押し倒す。
「…りょおちゃん……」
豊かな彼女の乳房を丁寧に両手で揉み上げる。
親指と人指し指で彼女の硬くなった乳首をコリコリと擦り上げる。
すると両手首を掴まれた。
「あぁ……りょおちゃん……あたしの事はいいから……あたしは、りょおちゃんがあたしの手で気持ちよくなって、かわいい声で喘いで溶けているのを眺めるのが一番幸せだから……」
そう言って、再び甘いキスを交わす。
「今日はもう無理だけど、また、おしりで気持ちよくしてるあげるね……」
散々やめて欲しいと懇願したのに、岬の言葉で後孔が疼いてきた。
おかしな方向に目覚めたのかも知れない。
「……岬ッ…俺、もう……」
「りょおちゃんは仰向けになって……。後はあたしがやるから」
再び仰向けに寝かされ、岬は俺のペニスの根元を押さえながら、ゆっくりと腰を落としてきた。