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淫の館
第3章 目覚め

お膳は男も皆と同じもので、刺身や肉や焼き魚と祝宴に相応しいご馳走だった。

「奥の間にはカナが運んだのか。」

「はい、先にお出しして、もうカナもこちらに参ります。」

男に向かって並んだ一番右に座る女が答えた。

「お待たせしました。」

「詫びる必要はない。奥の間の務めは一番重要なものだ。
カナも早く席に着きなさい。」

カナと呼ばれた女がお辞儀をして女達の一番左に座る。
その隣にはもう一人分のお膳が余っていた。

「この祝宴は新参者だけでなく、カナが下(しも)でなくなった宴でもあるな。
では、いただきます。」

「いただきます。」

60人近い人が一斉に挨拶した。
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