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淫の館
第17章 木の躾…2週目
試練の間に戻り、自ら石畳に正座すると程無く館主様と女性がやって来た。
アイと呼ばれたその女性は、仁王立ちする館主様の真ん前に跪いて、スルスルと作務衣のズボンを下ろしていく。
口元が何やら光っているようだったが、すぐに館主様にしゃぶりつき、よく見えなくなった。
「アイの口内もまた格段にいいな。」
館主様の言葉にアイは嬉しそうに微笑み頷いた。
館主様に愛される証を早く欲しい。
私はそう考えるようになっていた。
館主様を憎んでいる女性はいない。
それは堪えられない咎めを施されることはないということだろうと考えた。
早く私を見極めて、私に相応しい咎めを施して欲しいと思うようになっていたのだ。