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淫の館
第17章 木の躾…2週目
私も石畳から降りて館主様に頭を下げ部屋を出ていく。
階段の下に行けば、予定表にある48号室の男らしき弟子が既に待っていた。
「お待たせしました。」
「さあ、部屋に行くぞ。」
クルッと向きを変えて階段を上がり始めるが、ここからは未知の場所だった。
皆の居住空間がどうなっているのか、そしていつか下(シモ)でなくなったら私にも部屋が与えられるのか、正直ワクワクしていた。
そんな気持ちなどわからないのか、男がスタスタと階段を上がり、2階で曲がった。