この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
淫の館
第22章 誇りと咎め

「そういえば、この階には非常階段への出口がありませんね。」

「ああ、館主様の部屋から繋がっている。万が一があったら、館主様の部屋から出るんだ。」

この時は、些細なことだったのだが、後に重要なことになるとは思いもしなかった。


「つまり、4階へは館主様から呼ばれた時しか上がれない、3階には務めの時だけ、2階の広間と1階がタエの生活スペースということだな。」

そう言って元来た道を戻っていく。

「お庭にはどうやって?」

1階に戻り、試練の間に入らずに左手に曲がると非常階段に繋がる位置に出口がある。下駄箱があり沢山の草履が置かれていた。

「草履は人数分あるが、普段は共用だ。庭は明日、日曜日だからその時に出てみればよい。ちょうど朝げの支度が出来たようだ。
ここで名前を言って自分のものをもらうんだ。
じゃあ案内は終わったからこれで担当は外れるぞ?
食事を終えたら、ここに下げる。
今日は館主様から呼ばれるまで部屋で待て。」

「ありがとうございました。」

そしてそれぞれ自分の膳をもらい、サムライさんと別れた。


/743ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ