この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
淫の館
第3章 目覚め

男が障子を開けると庭に焚き火の炎が見える。

起き上がって見たいが、叶わなかった。

どうやら、太い竹が背中を通して一本置かれ、それに腕が括りつけられていたのだ。

「これをほどいて。」

「まずは起こして差し上げましょう。ご自分の姿を確認してください。」

男が側に来て、竹の両脇に付けられた縄の輪を掴んで引き揚げる。


私は起こされてようやく上体をベッドから離すことができた。

手を真横に上げただけなのに、思うように動けない。

お尻でいざってベッドの縁に行き、何とか立ち上がった。

広い庭は竹林で囲まれていて、芝の中央にマウンドのような土山があり、
そこにキャンプファイヤーさながら薪が井桁に組まれ、人の丈ほどの火柱が立っていた。

「本当に全部燃やしてしまったんですか?」

「嘘をついても仕方ないでしょう。
世俗の穢れたものは要らないのです。
貴女はこれから清い性欲だけの生活に入るのですから。」

「離して、帰らせて。」

「ご主人と二人のお子さんなら心配ないですよ。
淫乱女が家庭に潜んでいるより、ずっと平穏に暮らしていけます。」
/743ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ