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第1章 お父様との秘め事に淫らに濡れて（彩夏の場合）

　もどかしい私は、仰向けのお父様の上にしゃがむようにして腰を浮かせて、恥ずかしい格好を観られていることも忘れ、手でお父様を扱きました。そして、手の中でみるみる大きくなっていくお父様のものを、そのまま、私の中へと導きました。ゆっくりと腰を沈めていく、それだけで気持ちよくて、長いため息が出ました。繋がることの悦びで、頭がしびれました。
　「ぁあぁっ、お父様・・・。」、それだけを言って、お父様に覆い被さって、唇を重ねました。
柔らかな舌が絡み合い、お父様が激しく、私の唇を吸い上げます。
容赦なく、下から腰を突き上げられ、小柄なからだが上下します。膣奥に亀頭がごつごつと当たって、すごく感じるんです。お父様に抱きしめてほしい、唇をむさぼってほしい、そう思いながらも、からだがいうことを聞いてくれません。突き上げられるたびに、幾度ものけ反って、頭が上下して髪が乱れます。
　容赦ない突き上げに、どうしようもなく反応して、背中が反ってしまい、抱かれていた腕も、唇も離れてしまいます。離れていく唇から唾液が糸を引いて、唇の端で雫になりました。私、お父様を見つめながら、ゆっくりと大きく舌を突き出して、それから、舐め取ってみせたんです。
　解っていました。乳房を鷲掴みにされることが。痛いほど乳首が固くなった、それを大きな掌に預けて、愛撫に身を任せながら、お父様のかたちに合わせるように、ゆっくりと、大きくお尻を上下に動かしました。お父様のおちんちんを、心ゆくまで味わったんです。
　その間に、私は、また、一度果ててしまいました。ガクガクと腰が震えて、高波のように背中が仰け反り、からだが波打って、それでまた、固い肉茎を中に感じて、お父様にしがみついて、ただ、しがみついて、もう許して、休ませてって呟きながら、嵐のような、激しい快楽が鎮まるまで動き狂ったんです。
　お父様は、覆い被さったまま息を荒げる私を、抱きかかえるようにして、横向きに寝かせてくださいました。でも、その硬いものを抜いてはくださらないんです。脚を大きく開かせ、肩に担ぐようにしながら起き上ったお父様は、十字に交差するような初めて経験する体位で、深く根元まで挿入してくださいました。そして、足を抱えたまま、ゆっくりと腰をお使いになるんです。大きく動くたびに、亀頭の張り出した部分が膣肉に絡んで、襞のひとつひとつの悦びを目覚めさせるんです。