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片桐家の女たち
第1章 お父様との秘め事に淫らに濡れて(彩夏の場合)
 お父様との相性も良かったのでしょうが、逝くという経験は底が知れないものです。圧倒的な歓びを味わって、それを飲み下そうとして、あまりの大きさに持て余してしまっても、それでも唇を離すことができずに、飲み続けてしまうんです。
 まるで、いつか隆司さんに見せられたAVの中の、嘔気を模様しながらも肉茎を咥え続ける女優さんのようだって、そう思いました。その時には嫌悪しか感じなかった行為が、いまは、理解できるような気がしたんです。ああゆう、貪欲さは、女にこそ似つかわしいのかもしれません。私、自分を通して、そう思いました。
 どれほどの時間、快楽に忘我してしまったのか解りません。周りの状況を感じることができるようになったときには、すでに、お父様は、私の横で、からだを抱きかかえるようにして唇を重ね、手のひらで乳房を、硬い太腿で、痙攣が治まらない太腿を愛撫しながら、髪の毛を撫でてくださっていました。
 私は・・と言えば、脚を閉じることもきないほどセックスの余韻に酔いしれ、まだ、放心状態が続いていました。膣口から精液が零れ落ちて、お尻をつたっていくのがわかりました。とても恥ずかしいことでしたけど、溶け堕ちたからだは、言うことを聞いてはくれません。
 でも、そのどうしようもない、いまが幸せでした。不安はありませんでした。ずっと求めていた父親のような存在に、身も心も愛された、そんな実感があったんです。唇を奪われたまま、とめどなく涙が溢れました。お父様は、慌てたように涙を拭い、「ごめんね、彩夏さん。こんなことをしてしまって。でも、けして、後悔はさせないから。」と、耳元で謝ってくださいました。
 でも、そんなこと、どうでもよかったんです。お父様の首に腕を回しました。唇を求め、激しく舌を絡めました。そして、「違うんです。あ・・ありがとうございます、お父様。こんなに愛していただいて、私・・・幸せです。」って、そう囁いたんです。
 それから、這うようにして、お父様の股間に顔を埋めました。初めてでしたけど、できるという確信がありました。手で握ると、まだ、硬さが残るそれは、ネットリと濡れていました。顔を近づけると、すっぱいような匂いに交じって、あの精液の匂いがしました。お父様の先端に、そっと唇をつけました。顔を前に進めながら、まだ、半ば硬さを残したものの形にあわせて、唇を開いていきました。
 
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