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50代カップル(不倫)ですが
第36章 ダンナくんを説教がてらの..
仲間から会社(運送)のほうに口をきいてやっているのに、一向にダンナくんが元職に戻ろうとしませんで、少し説教しにいって参りました。

腰の手術をして治るまでの今の部所の約束でしたが、楽なので離れたくないとダンナくんが言い張ります。給料が前の●ラック乗りの三分の一以下ですからそろそろ生活が厳しくなっています。家のローンもありますので、今の給料では全くやっていけない筈なんですが。

わたし「楽なのは分かるけど、奴(A氏)の顔を潰すような形になってるから今な、分かるだろ」
ダンナ「はぃ..」
わたし「生活だってこの先やってけないだろ」
ダンナ「はぃ..そうなんですけどね..」
わたし「そうなんですけどねじゃねえぞ、分かってるんなら早く戻れ」
ダンナ「......」

わたし「お前 ノリコさんに働けって言ってるってか?」
つい口が滑って言ってしまい.....w
なんで私が知ってるんだ、と。いつうちの嫁と話したんだよ、あんた、と。

多分、ダンナくんはそう思ったことでしょう。でも、それだけ嫁も心配して私に相談したってことなので、別に話がツーカーなのは問題ないでしょう。

ダンナ「まあ、サトさん飲みましょうよ」
わたし「おう、飲むか」

実は仕事の話では奴のように根性無しでして、なかなか慣れませんで、違う仕事を探そうかと思案しております。私の方も前職やOBなどの口利きなどもあり就いている仕事でして、そっちのほうの顔を潰すことになります。

情けない事にダンナくんと状況がさほど変わり無しで、笑うしかありません。

長年人を使ってた人間が、使われる立場になるとなかなかスンナリと呑み込めないものがあります。今の若いのは礼儀も知らないので、カチンと来る事しばしばです。

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