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寝取られ妻 2
第5章 シーン 5
 その快感が異常な状況で犯されることによる興奮なのか風間さんの男性自身から与えられる快感なのかは分からないけれど、少なくともこのままだとあたしはのめり込んで抜け出せなくなる。風間さんとの行為を止めようと考えたのは、そのせいもある。風間さんとのセックスは麻薬の様にあたしの身体に快感の記憶を刻み込んで抜け出せなくなってしまう。そんな恐れさえ感じさせた。
あたしは大輔との関係を壊すことは望んではいない。大輔とのセックスに風間さんとしていると言う妄想がなかったなら、あそこまで昂ぶるだろうかと考える。風間さんとのセックスは何も考える事がない。大輔以外の男性に抱かれていると言う背徳感はあるけれどそれも身体を合わせる前の異常な昂ぶりで、挿入されてからは、恐ろしいほどの快楽の波に翻弄されてただただ悪魔的な快感を感じるだけしかなくなる。そうして理性も何もかも飛んでしまった快楽の頂上で漂い凄まじい快感に翻弄されていきまくるのだ。
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