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僕のマミちゃん
第8章 count love


「ほんとにぃー?膝の上に抱っこだよ?」

「え、ちょっとそれは…」

以前、膝の上に抱っこは悟くんも無理って言ってたのに…気持ちが変わってきたのかしら?少しずつ慣れるようにと、ゆっくりとしたペースで気遣ってくれる悟くんに応えようと頑張って返事したのに、また意地悪なことを言って私を困らせる。

「だろー?じゃダメー、どっか探す。けどさー、ここだって校舎から見られちゃってるんだよねー。ね、ね?本当は見られるの好きだろ?」

「…っ!す、好きじゃないぃ。悟くん、いじわる言わないで…」

「ほら、もう顔真っ赤。あはっ、マミが可愛いからいじめたくなるんだよ、好きの証だから。んっー、今週は図書の当番がぎっしりなんだもんなー。マミのピンクちゃんが恋しいよー!つらすぎるー!あっ、今度目隠ししてする?感度が上がっていいらしいよ?きっとマミちゃん、とろっとろな顔しちゃうと思うよ。あー、やべっ…想像したら勃ってきちゃった」

「もぉっ、もぉ…どうしてそうやって、えっちなことばっかり言うの?もぉ、悟くんなんて…」

ああ…また、やっちゃった。つい本心とは真逆の言葉が出そうになる…

「嫌いになる?」



でも大丈夫。

三日月形に優しく目を細めた悟くんはこんな私の本心をちゃんと見抜いてくれてる。
   

だから、今度は可愛く答えられる……



「ううん…好きぃ」




         ~Love End~



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