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僕のマミちゃん
第5章 count 3
キスもして欲しい…けど、順番とか技法とか、とにかくエッチなことは未知の世界。蕩けるような感覚に溺れながらも、分からないってことを伝えたい。
「あ、ちがっ…んん」
柔らかな唇で私の下唇を噛みながら、ゆさゆさと胸を揉み上げ、悟くんは匂いを放ち始める。その匂いに微酔いし、体から力が抜けていく。
キスが、気持ちいい……
「違う?キスはお望みじゃなかった?」
うつろな状態の私から唇が離された。
「ふぇ…?」
「次はどうされたい?」
そんなこと聞かれても経験のない私は、して貰いたいことが分からない。
「あの…私、全然分からなくて…悟くんに教えてもらわないと…だから…お任せします」
悟くんは顔を真っ赤にし、結んだ唇をぷるぷるさせている。
「なんでそんな可愛いこと言っちゃうの?もおっ!……今のも気持ちよかったでしょ?僕も気持ちよかったよ。マミちゃん蕩けてたしー」
「うん、気持ちよかった。悟くんとってもいい匂いがするの。うっとりして力が抜けちゃうから、悟くんのしたいようにして…言う通りにするから」