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僕のマミちゃん
第6章 count 2
「大丈夫。僕がついてるよ…僕にしっかりしがみついて」
悟くんの背中に腕をまわすと、言われた通りに振り続けていた腰の動きが自然と回転する動きに。
「あんっ、どう…したらい、いの……やぁ」
「僕のこと好き?」
落ち着きのある声で安心させようとしてくれている悟くんの……その指のせいで私は乱されていく。
「すき…好き……好きぃぃ…悟くんっ……やっ、ああぁっ」
好きと口にする度に全身が熱くなり、得体の知れない感覚が押し寄せてくる。最後はビクビクッと体を跳ね上げて、無我夢中で悟くんに抱きついた。
「イけたね。可愛かったよ、僕のマミちゃん」
乗せたままだった足を元に戻され、ぎゅうっと抱きしめられる。そのまま、ベッドに横たえた体を左右にゆっくりと揺すられ、ふふっと三日月目の笑顔で小さなキスをしてくれた。
イけたって?何が起こったのか…気持ちが良かったのかどうかもよく分からない。ただ体が痙攣し、とにかく息が上がった。
でも、今こうして悟くんの腕の中におさまっているのはとっても気持ちいい。
私は頬を上気させ夢見心地で目を閉じた。