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遠い日の約束。
第5章 忘れていた過去
「不倫…してたって言ってたよね」
「うん…まさか、華ちゃんが不倫してるとは思ってもいなかった」
「彼がニューヨークからうちの営業部に来て私が補佐に着いたの。不倫している…春馬って言うんだけどね。春馬の補佐でもあったのね。だから少したってから彼…俊樹さんって言うんだけど彼の歓迎会もかねて飲みに行ったときに、私と春馬の表情からつきあってるのがばれたみたいで…みんなには内緒にしてくださいって頼んだの。なんでもしますからって…そしたら、飲み会の後に自分の家に一緒に来てくださいって」
「行ったの?」
身体を起こして詰問する。
それもそうだよね。
ついていったらどうなるかぐらい分る。
「うん…春馬の出世の邪魔にはなりたくなかったら私が守るんだって思って…だけど何もないの。キスはしたけど私を抱きしめて寝るだけ…」
「意味わかんない…」
完全な呆れ顔…
「だよね…それで、その日だけかと思ったんだけど春になるまで一緒に住むことになって家に荷物を取りに行ったら春馬がいて…抱かれた…お互いにこれが最後だって分かっててそれでも求めてしまって…彼が帰ったあと何もする気が起きなくてボーッとしてたら俊樹さんが心配して迎えに来てくれた。ずっと抱きしめてくれて…きちんと別れたことに『頑張りましたね』って…それからずっと一緒に暮らしてる…キスはしても絶対に先には進まない。」
「うん…まさか、華ちゃんが不倫してるとは思ってもいなかった」
「彼がニューヨークからうちの営業部に来て私が補佐に着いたの。不倫している…春馬って言うんだけどね。春馬の補佐でもあったのね。だから少したってから彼…俊樹さんって言うんだけど彼の歓迎会もかねて飲みに行ったときに、私と春馬の表情からつきあってるのがばれたみたいで…みんなには内緒にしてくださいって頼んだの。なんでもしますからって…そしたら、飲み会の後に自分の家に一緒に来てくださいって」
「行ったの?」
身体を起こして詰問する。
それもそうだよね。
ついていったらどうなるかぐらい分る。
「うん…春馬の出世の邪魔にはなりたくなかったら私が守るんだって思って…だけど何もないの。キスはしたけど私を抱きしめて寝るだけ…」
「意味わかんない…」
完全な呆れ顔…
「だよね…それで、その日だけかと思ったんだけど春になるまで一緒に住むことになって家に荷物を取りに行ったら春馬がいて…抱かれた…お互いにこれが最後だって分かっててそれでも求めてしまって…彼が帰ったあと何もする気が起きなくてボーッとしてたら俊樹さんが心配して迎えに来てくれた。ずっと抱きしめてくれて…きちんと別れたことに『頑張りましたね』って…それからずっと一緒に暮らしてる…キスはしても絶対に先には進まない。」