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遠い日の約束。
第6章 伝えたい想い

私が一緒に入ると言ったのに緊張してるなんておかしいとは分かってる。
だけど…今のこの状況で何も思わないほうがおかしい。
俯いてる私からは腰にタオルを巻いている俊樹さんの裸体が見えていた。
ドキドキしない方がおかしい。
「華…いつもどおりで…」
濡れた出て私の頬に触れ、顎に手を逸れられ俊樹さんの方に向けさせられる。
伏し目がちにチラチラと俊樹さんの顔を見るけど、いつものように直視できないでいた。
クスッと笑って、いつものように抱きしめてられる。
いつものような洋服を着ているわけではない。
バスタオル一枚というなんとも心もとない一枚を隔てて密着する。
「まさか…一緒に入れるとは思ってなかったから…うれしい…ドキドキして心臓が壊れそうだ…」
私の肩に顔を埋めて口にする俊樹さんの声はどこか戸惑っている感じがした。
ドキドキして戸惑っているのは私だけではないと分かり少しホッとした。
いつも私に優しく、そして女性に対して慣れている感じがしていたから。
「私も…俊樹さんと旅行にこれて…一緒にお風呂に入れて…私…私…」
『好きです…』
の言葉が中々でてこない。
この旅行で伝えると決めた心。
聞いてくださいと宣言した私の心。
だけど…今のこの状況で何も思わないほうがおかしい。
俯いてる私からは腰にタオルを巻いている俊樹さんの裸体が見えていた。
ドキドキしない方がおかしい。
「華…いつもどおりで…」
濡れた出て私の頬に触れ、顎に手を逸れられ俊樹さんの方に向けさせられる。
伏し目がちにチラチラと俊樹さんの顔を見るけど、いつものように直視できないでいた。
クスッと笑って、いつものように抱きしめてられる。
いつものような洋服を着ているわけではない。
バスタオル一枚というなんとも心もとない一枚を隔てて密着する。
「まさか…一緒に入れるとは思ってなかったから…うれしい…ドキドキして心臓が壊れそうだ…」
私の肩に顔を埋めて口にする俊樹さんの声はどこか戸惑っている感じがした。
ドキドキして戸惑っているのは私だけではないと分かり少しホッとした。
いつも私に優しく、そして女性に対して慣れている感じがしていたから。
「私も…俊樹さんと旅行にこれて…一緒にお風呂に入れて…私…私…」
『好きです…』
の言葉が中々でてこない。
この旅行で伝えると決めた心。
聞いてくださいと宣言した私の心。

