この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
遠い日の約束。
第6章 伝えたい想い
「身体は辛くない?」

「大丈夫…ありがとう」

それだけは伝えた。
そして抱きしめられている俊樹さんの身体に腕を回した。
やっぱり私は俊樹さんが大好きだ。

「好きです…私…俊樹さんの事好きです…これからもずっと傍にいたい…」

私に回っていた腕がピクリと動くのを感じた。
私がこんなことを言うとは思っていなかったのか…
その後の俊樹さんの言葉を私は黙って待った。
これが運命の分かれ道…
答えを聞くのが怖くて逃げだしてしまいそうになるけど、答えを聞かなければ何も始まらないし何も終わらない。
スッと、俊樹さんが私から身体を離した。
私は身体を強張らせ次に発せられる言葉を待った。
もう拷問以外何ものでもない。
ただ何を言われるのかと目をつぶって最後の審判が下されるのを待った。

「華…こっち向いて」

私の想いとは裏腹に穏やかな声だった。
恐る恐る閉じている瞳を開いて俊樹さんを見る。
声と同様に穏やかで、いつも以上に優しい表情を私に向けていた。
/723ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ