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遠い日の約束。
第9章 幸せな日々の中で

「ずっと傍にいてくれるのはうれしい。だけど友達は大事にして?大人になってできる友達って貴重でしょう?」
俊樹の表情が柔らかくなる。
その表情を見てほっとした。
「ありがとう…今度誘ってみるよ…。華も誘われたら友達と会ってきていいからね。週末も必ず一緒じゃなくてもいいし…ちゃんと帰ってきてくれればそれでいいから」
ふと考えてみれば友達と出かける事なんてなかった。
俊樹と一緒にいることが当たり前で友達と食事にいったりしなくなっていた。
「そうだね…今度誘われた行ってくるね」
「そうして。そして帰ってきたらこうやって抱き合って寝れれば十分だから…そろそろ寝ようか…夜が明けてしまいそうだよ」
いつの間にか外は薄っすらと明るくなっていた。
久しぶりに夜更かしをして、今日が休みでよかったと思う。
「朝寝坊決定だね。…買い物は起きてから考えよう?」
「それでいいよ…じゃ、おやすみ」
頭の上にキスが降って抱きしめている腕に力が籠った。
「うん、おやすみ」
俊樹の胸の中に顔を埋めて瞳を閉じた。
今日も俊樹の温もりと匂いに包まれて眠りに落ちていく。
俊樹の表情が柔らかくなる。
その表情を見てほっとした。
「ありがとう…今度誘ってみるよ…。華も誘われたら友達と会ってきていいからね。週末も必ず一緒じゃなくてもいいし…ちゃんと帰ってきてくれればそれでいいから」
ふと考えてみれば友達と出かける事なんてなかった。
俊樹と一緒にいることが当たり前で友達と食事にいったりしなくなっていた。
「そうだね…今度誘われた行ってくるね」
「そうして。そして帰ってきたらこうやって抱き合って寝れれば十分だから…そろそろ寝ようか…夜が明けてしまいそうだよ」
いつの間にか外は薄っすらと明るくなっていた。
久しぶりに夜更かしをして、今日が休みでよかったと思う。
「朝寝坊決定だね。…買い物は起きてから考えよう?」
「それでいいよ…じゃ、おやすみ」
頭の上にキスが降って抱きしめている腕に力が籠った。
「うん、おやすみ」
俊樹の胸の中に顔を埋めて瞳を閉じた。
今日も俊樹の温もりと匂いに包まれて眠りに落ちていく。

