この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
遠い日の約束。
第9章 幸せな日々の中で

帰りの支度をしていると数名からどうしたの?と聞かれるので正直に言えない私は「用事があってね」と言葉を濁した。
春馬だけは理由を理解しているので『お大事に』とだけ言って自分の仕事に戻って行った。
少し早いけど会社を後にして家に急いだ。
家の鍵を開けて部屋に入ってみてもシーンと静まりかえっていて、俊樹が起きている気配はなかった。
ベッドルームを静かに開けて覗いてみると、ぐっすりと眠っている俊樹の姿があった。
起こさないように近づき、頬に触れてみた。
まだ少し熱はあるように感じたけど、朝よりは下がっているようで安心した。
もう少し眠っていて欲しくて部屋を出てキッチンに立った。
お昼に食べられるようにと果物を剥いていたけど手を付けた様子はない。
ベッド横のサイドテーブルに置いていたポカリは半分以上減っていたので水分だけは取っていたみたいでほっとした。
起きたら軽いものを食べてもらおうと、初めてこの部屋に来た時に俊樹に作ってもらったおじやを作ることにした。
最後の仕上げ直前まで準備をして少し家の事をする。
そうしているとあっという間に6時になり、様子を見にベッドルームに入った。
春馬だけは理由を理解しているので『お大事に』とだけ言って自分の仕事に戻って行った。
少し早いけど会社を後にして家に急いだ。
家の鍵を開けて部屋に入ってみてもシーンと静まりかえっていて、俊樹が起きている気配はなかった。
ベッドルームを静かに開けて覗いてみると、ぐっすりと眠っている俊樹の姿があった。
起こさないように近づき、頬に触れてみた。
まだ少し熱はあるように感じたけど、朝よりは下がっているようで安心した。
もう少し眠っていて欲しくて部屋を出てキッチンに立った。
お昼に食べられるようにと果物を剥いていたけど手を付けた様子はない。
ベッド横のサイドテーブルに置いていたポカリは半分以上減っていたので水分だけは取っていたみたいでほっとした。
起きたら軽いものを食べてもらおうと、初めてこの部屋に来た時に俊樹に作ってもらったおじやを作ることにした。
最後の仕上げ直前まで準備をして少し家の事をする。
そうしているとあっという間に6時になり、様子を見にベッドルームに入った。

